てきとーで楽しい毎日。

関東在住 26歳 

マタハラ、そして母からのアドバイス

時短社員として職場復帰して早1週間。

正直、居場所がない。

営業パーソンでも事務でもない、「営業サポート」という役割を与えてもらったはいいものの。

お客様は担当できないし、予算も外された。

かといって発注業務などもできない。

とりあえず、上司から指示された

・資料棚の整理

・データまとめ

セミナーアンケート集計

などの業務でなんとか6時間の勤務時間を繋いでいるような状況。

正直全くやりがいがない。

営業の頃とは比べ物にならないくらい楽だ。

体力的にも精神的も。

責任もなにも、責任があるような業務を任せてもらってない。

実際問題、不自由な身体で出来ることは限られている。

これが今私にできる精一杯だということ、

そして邪魔者だということは理解している。

理解しているけど、なんだかモヤモヤな毎日。

最近よく思う。

男性が羨ましい。

結婚しても子供ができても失うものは何もない。諦めることがなにもない。

それってすごく贅沢なことだ。

 

こんな気持ちを母に相談してみた。

わかるわかると共感しつつ

母曰わく、

「全母親が経験することだよねそれ」。

うちの会社、わたしに限ったことではないらしい。

女性は皆んな少なからず肩身の狭い思いをしながら仕事と家庭の両立をしている。

「淡々と与えられた仕事をこなすこと。

とにかく手を動かす。

図太く生きる。そして穏やかに過ごす。」

というのか母からのアドバイスだった。

26年前、同じ葛藤をしていて

定年退職するまでずっとフルタイムで働いてくれた母の言葉は重かった。

本当にその通りだと思った。

 

営業時代、今思えばおごっていたと思う。

数字つくれてるんだからなんでもいいじゃん、と本気で思っていた。

だから、担当事務さんや間接部門の人たちへの態度は最悪だった。

数字をつくる営業が偉い、それ以外はサブ、

そんな中でも懸命にサポートしてくれていたひとたちの気持ちややるせなさが初めてわかった。

 

出産後、またどこかの会社に復帰したら

このことだけは忘れずに行こう。